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2003/11/12

日本語版Lindows4.0−どう使うの?
startxでicewmを起動


テ キストモードでstartxと入力すると、kdeが起動してしまう。
どうすればicewmを起動させることができるの?






テキストモードで起動する。
ユーザー名、パスワードを入力しログインする。
グラフィカル画面であれば、パスワード入力後、
「OK」ボタンクリックでデフォルトに設定した
icewmのウインドウマネージャーが起動するのだが、
ここは、テキスト画面、ログイン後
startxのコマンドを入力する必要がある。

$ startx

グラフィカル画面でデフォルトのディスクマネージャを icewmにしてあるのに、
テキスト画面からの起動では、kdeになってしまった。



$ startx -e icewm

オプションでicewmを指定して起動させてみた。
  1. 背景の壁紙を表示しなかった。
  2. 日本語入力が出来なかった。



$ startx -e /etc/X11/Xsession /usr/bin/icewm

上の問題を解決するために、グラフィカル画面での起動セッ ションを入力してみた。
起動セッションは、
/etc/X11/gdm/Sessions
の中の
icewm
の記述を入力した。

これには、
exec /etc/X11/Xsession /usr/bin/icewm
とあった。
execをstartx -e
に置き換えて起動させた。

  1. 日本語入力はこれで出来るようになった。
  2. 背景の壁紙は表示出来なかった。

 . Xsessionを追加

毎回毎回
$ startx -e /etc/X11/Xsession /usr/bin/icewm
と入力するには長すぎる。
こんなんじゃ、グラフィカルからログインした方がどれだけ便利かしれない。
なんとか、startxだけで起動できないのだろうか。


#!/bin/sh
export XMODIFIERS="@im=kinput2"
/usr/X11R6/bin/kinput2-canna &
xrdb ~/.Xdefault

# /usr/bin/startkde

 /usr/bin/icewm

$ startx
見事にデフォルトのウインドウマネージャとして icewmを起動させることができた。
でも、どうしてだろう。
背景の壁紙が出て来ない。
真っ黒だ。


壁紙設定はGqviewを起動すれば好きなものを表示できた。
が、毎回毎回起動するたびに設定しなきゃならないのだろうか。



gqviewを起動し、壁紙画像をビュー画面 に表示。
そして、壁紙に設定をクリック。





.Xsession を変更

icewmの各種設定は、preferencesで変更でき る。
壁紙の設定も、

#  Desktop background image
 DesktopBackgroundImage="/usr/share/wallpapers/InsiderWallpaper1.jpg"

の部分で壁紙の画像を指定できたのだが、いつのバージョンからか、起動時にqivなどの画像表示ソフトで指定しなくてはならないようになったみたいだ。
ということで、icewm起動前に画像を表示するように以下のように変更した。


#!/bin/sh
export XMODIFIERS="@im=kinput2"
/usr/X11R6/bin/kinput2-canna &
xrdb ~/.Xdefault

# /usr/bin/startkde

qiv -z /usr/share/wallpapers/InsiderWallpaper1.jpg
 /usr/bin/icewm

$ startx

今度こそ、本当だ。
壁紙も当然起動時に表示したし、日本語入力も問題なく出来た。







グラフィカルモードからのログインもいいけど、テキストモードというかコンソールモードからのログインもいかにもlinuxという感じでいいんじゃないか な。
ローマシンならではのログイン方法かな。









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